クラスTシャツの作成を検討しているものの、素材選びで迷っているという方は少なくないでしょう。クラスTシャツに使われることが多い素材には、綿(コットン)・ポリエステル・混合素材の3種類がありますが、これらはそれぞれ特徴が異なります。綿は、木綿植物の種子に付く綿毛を原料にした繊維で、肌触りが柔らかいのが特徴です。着心地が非常に良く、吸水性も優れるので綿100%のTシャツは年間を通して着用することができます。
一方で、吸水性が高い分、濡れたら乾きにくいというデメリットがあります。汗で濡れた部分がベタつくので、汗をたくさんかくシーンで着用したいという場合には不向きです。加えて、洗濯すると生地が縮んだりシワになったりする恐れがあるのもデメリットで、特に薄い生地には注意しましょう。ポリエステルは、石油を原料とした化学繊維です。
通気性や速乾性が優れるのが特徴で、汗をかいてもベタつくことがありません。そのため、たくさん汗をかくシーンで着用するクラスTシャツに適した素材で、シワになりにくく型崩れも起こしにくいです。しかし、ポリエステルは綿と比べると肌触りが悪く、静電気が発生しやすいというデメリットがあります。混合素材とは、綿とポリエステルを混合した素材で、綿とポリエステルに加えてレーヨンが混合された素材もあります。
各素材の特徴を兼ね備えた素材で、レーヨンが混合されたものは独特の光沢感を持つのが特徴です。ただし、各素材の配合量によって特徴が変わってくるので、どのような特徴を持っているのかを慎重に判断しましょう。
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